【SQL Server初心者向け】LocalDBにサンプルデータを取り込む
SQLを学習する際、しょっぱなから自分でテーブルを作成して、データを登録して、、、て結構ハードルが高いですよね。SQL Server Expressで提供されているLocalDBに、Miscrosoftから提供さているサンプルデータ(“AdventureWorks”)を取り込んでみたので、手順を残しておきます。
SQL Serverのサンプルデータについて
Microsoftからいくつかのサンプルデータが提供されています。今回は、”AdventureWorks”というサンプルデータを取り込んでみようと思います。
参照ページの”バックアップファイルのダウンロード”からSQL Serverのバージョンに合うバックアップファイルをダウンロードします。私は、”AdventureWorks2019″をダウンロードしました。サンプルデータがバックアップファイルの形で提供されているんですね!
ダウンロードしたファイル
サンプルデータの取り込み手順
SQL Server Management Studio(SSMS)を立ち上げ、LocalDBに接続します。
*LocalDBのインストール方法、SSMSからの接続方法についてはこちらをご参照いただければと思います。
参考:【SQL SERVE初心者向け】SQL SERVER EXPRESS LOCALDBのインストール
”Databases”を選択し、右クリックメニューから”Restore Database..”を選択します。
データベース復元のためのウィザードが表示されるので、SourceにDeviceを選択し、ダウンロードしたファイル”AdventureWorks2019.bak”を指定します。
私の場合は、データベースファイルの置き場所をユーザフォルダの下に変えているので、データベースファイルの置き場所を変更しました。
これでOKを押すと、データベースがバックアップファイルから復元されて読み込まれます。
サンプルデータの確認
サンプルデータの読み込みが完了すると、”Databases”の下にデータベース”AdventureWorks2019″が表示されます。”Tables”の階層を開くと、テーブルの一覧が表示されます。
例えば、[Person].[Person]というテーブルを選択して、右クリックメニューから”Select Top 1000 Rows”を実行すると、右側の画面にSQLのSELECT文と、抽出結果が表示されます。
また同様に、右クリックメニューから”Design”を実行すると、テーブルの定義を確認することができます。
右クリックメニュー> Script Tables as > CREATE to > New Query Editor Window を実行すると、テーブルを作成するためのSQL文を確認することができます。
感想
もっと簡単なサンプルデータを期待していたのですが、結構ガチのデータセットですね。。。にわかエンジニアには良くわからない定義が出てきます(汗)
色々と参考になる部分も多そうなので、今後、内容を確認してみようと思います。